香港の朝飲茶は必ず「蓮香楼」!姉妹店の「蓮香居」で飲茶デビューを果たし、本店「蓮香楼」に行ってからは、「蓮香楼」のリピーター!香港飲茶に無くてはならない存在が「蓮香楼」!
朝飲茶ができる貴重なお店「蓮香楼」
「蓮香楼」は朝6時から営業しているので朝便で香港に到着する旅行者にとってはありがたい存在。入店したら空いてる席を見つけて、店員さんに目で合図してくださいね。着席したら中国茶を注文。
到着したてのぼーっとした朝に、中国茶を飲みながら、飲茶がのったワゴンを眺めながら、お目当の飲茶がくるまで待ちます。そして、いつもの店員さん。
香港に来たんだと言う実感が湧いてきます。
テツタビは、「蓮香楼」を朝食場所として決めて近くに宿をとります。朝から、本格的な飲茶が食べれると身も心も温まります。
香港ローカルの味
「蓮香楼」の飲茶はミシュランの星を獲得するレストランと違い、オーソドックスな飲茶ばかりです。オーソドックス!であること、それが「蓮香楼」の特徴なんです!
つまり大衆に支持される味ということです。「蓮香楼」の味を知っておくと、香港全体のテイストがみえてきます。
飲茶は仕込みの都合からでしょうか?!常に全種類が用意されているとは限りません。テツタビがよく見かけるのは、腸粉や焼売、チャーシュー包、馬拉糕(マーラーカオ)などです。
そして、飲茶は注文式ではなくワゴンスタイルなので、自分が食べたいものが回ってくるまで待つか、無ければ諦めるしかないのです。何回か通っていくうちに、時間帯によって出来上がる飲茶が違うんだと気づきました。
鳥肉のおこわ
ハスの葉に包まれた粽は、砂糖をつけて食べます。
幻のチャーシューパン
ある日午前8時頃にお店で出会ったのが幻のチャーシューパン!トレイにのったこんがりキツネ色のパンが厨房から出てくると、伝表を片手に地元客が一斉に群がり始めました!どうみても数量限定のようでした!
テツタビもこの機会を逃してはなるまいと地元客と共に2個ゲット!このチャーシューパン、結論から言うと最高に美味しかったです。
黄色いブリオッシュ生地に蜂蜜がトローリかかっていて大きめのチャーシューが入っていました。後にも先にも、この時の一度きりしか「蓮香楼」のチャーシューパンにお目にかかった事がありません。
長い歴史のある「蓮香楼」
「蓮香楼」 は1889年から広州市西部で現在の月餅の原型となったと言われる中華菓子などの製作・販売で開業し、その後、事業拡大に伴い1984年から飲茶レストランをスタートし1996年に現在の店舗に落ち着いたそうです。
2009年には姉妹店の「蓮香居」がオープン。しかし!ビルのオーナーが変わった事により、2019年には「蓮香楼」が閉店せざるおえない状況になっていると言われています。
「蓮香楼」で香港飲茶を過ごせた時間に心から感謝です。
コメント