香港旅行で、街散策や買い物の途中で歩き疲れたし一休みしたい!取り敢えず座りたい!直ぐに座れるお店はどこーーー!香港のみんなは、どこでお茶してるの?
周りを見渡してもスターバックスのように気軽に入れそうなお店が見当たらない。。。
テツタビは香港でこんな事を叫びたくなったことが幾度かありました。
ある日気づいたのが、「茶餐廳(チャーチャンテーン)」という文字の看板。街の至る所で見かけるけど、何なのかしら?????
電飾がキラキラ光る看板だったり、金の文字で書かれていたりお店によって傾向は様々なのですが、漢字の表記なので中華料理のお店かと思っていたほどです。
ところが、お店のガラスのケースをよく見ると美味しそうな菓子パンが並んでる!お店の中をそーっと覗くとカフェテーブルでみんなお茶してるじゃないですか!
「茶餐廳(チャーチャンテーン)」 ってどういうところ?

中環にある楽香園咖啡室

中環にある楽香園咖啡室
茶餐廳(チャーチャンテーン)とは、日本でいう喫茶店と同じ、軽食も食べられるカフェのような感じです。店先に菓子パンのショーケースが置かれています。
香港ではひと休みといえば、老若男女関係なく茶餐廳(チャーチャンテーン)でお茶をしている印象。お店に入って直ぐに店員さんから何名か聞かれ、席の場所を指示されます。狭いお店では、相席が必須。荷物を膝に抱えて座りましょう。
もちろんショーケースの菓子パンは持ち帰りOK!「TAKE AWAY」と伝えれば、どんな高齢の方でも通じます。
テツタビお気に入りだった中環の楽香園咖啡室は残念ながら閉業してしまいましたが。店番をしているおじいちゃんが注文を聞き、元気よく厨房に向けて注文内容を叫んでくれていたのを思い出します。
「茶餐廳(チャーチャンテーン)」の定番メニューはミルクティー!&菠蘿飽(パイナップルパン)!
「茶餐廳(チャーチャンテーン)」といえば、どこのお店でも代表的なドリンクはミルクティーです。
香港スタイルのミルクティーは茶葉を煮出し、牛乳ではなくコンデンスミルクが初めから入ったものです。イギリス統治時代の影響からかコーヒーよりミルクティーの文化が大変根強いようです。
そして、ミルクティーとセットで頂くのが菠蘿飽(パイナップルパン)。
菠蘿飽(パイナップルパン)は、日本のメロンパンのような菓子パン。菠蘿飽(パイナップルパン)はバターが挟まっています。少しパサついているので、ミルクティーとの相性が抜群。ちなみに、菠蘿飽(パイナップルパン)はお店によって、少しづつ味わいが違います。
「茶餐廳(チャーチャンテーン)」の軽食は本格的!
実は「茶餐廳(チャーチャンテーン)」の軽食と言っても、お店によっては、かなりレベルが高い!例えば、軽食で代表的な卵のサンドイッチ、パンがフカフカで卵がふわふわだったり、焼豚のハンバーガーなども、本格的な味付けです。
その他、中華麺やご飯ものなどなど、材料や味付けにこだわった商品が展開されてます。残念ながら、美味しくないお店もありますが、周りの雰囲気を見ながら注文してくださいね。
歩き疲れたら、街角にある茶餐廳(チャーチャンテーン)に気軽に入ってみて下さいね!お店によって、店員さんの傾向が違って、それも楽しいです。居心地の良さを感じて病みつきになる空間です。
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