マカオ（澳門）といえば、カジノ！そして絢爛豪華できらびやかなホテル。確かに、マカオ（澳門）にはホテルの壁面にジェットコースターがあったり、ベニスの街を再現したショッピングフロアーがあったりとびっくりするくらいの仕掛けがあるホテルが軒を連ねています。
そんなギラギラしたカジノから、ふと外に目をやると、カジノの街を囲むようにして、ポルトガル領だった頃の街並みがゆったりと広がっていることに気づきます。ポルトガルと香港と中国の雰囲気がふんわりと混ざり合った街並みは、マカオ（澳門）の中心街から離れれば離れるほど不思議な感じに融合していきます。
Pousada De Coloane（竹灣酒店）
テツタビは、エッグタルトを求めてマカオ（澳門）を初めて訪れた時に、マカオ（澳門） の最南端Coloane（路環）に訪れたのですが、バスから見えた景色がジーンと心に響いたことを鮮明に覚えています。
その時に一瞬見かけたホテルが「Pousada De Coloane（竹灣酒店）」。周りに何もない高台に建つこのホテルは、ブーゲンビリアの花に囲まれて、なんだかのんびりした雰囲気で、バルコニーがあって、何も無いのに何かある。。。そんな雰囲気に憧れを抱きました。
その時の記憶から、機会があれば「Pousada De Coloane（竹灣酒店）」に泊まりたいと思っていたのですが、遂に宿泊する時がやってきました！
ヨーロッパの避暑地のような雰囲気がある建物は1930年に私有地として建設され、その後1970年代半ばにホテルに変わり、 1977年正式に「Pousada De Coloane（竹灣酒店）」(公式HPより）になったそうです。
ポルトガル領だった古い邸宅をそのまま残した感じで、プライベートな旅の気分を楽しませてくれる感じです。山の上に建てられているので近隣の海を見下ろすロケーションは特別な旅の気分！
Pousada De Coloane（竹灣酒店）の施設紹介
こじんまりとした可愛らしいフロント
隣にはポルトガル料理が楽しめるレストラン
ハイビスカスの咲く回廊
ホテルの正面には噴水のある広場
レンガと鉄柵が古い歴史を感じさせますね
ポルトガル領の時代を彷彿とさせるお部屋
アンティーク調の家具で統一されているお部屋は、ノスタルジックな空気感
半円のアーチでアクセントになった部屋の間仕切りから見える景色が情緒的です
バスルームは全てタイル張り。このタイル張りの感じがマカオ（澳門）で体験できるとは！
ジャグジー付きです。ジャグジーをつけた途端に下水の匂いが。。。。そこだけ残念。
バルコニーから見える景色に、心が落ち着きます。
フロント横の螺旋階段を降りてお部屋に向かいます。
お部屋まえの廊下もアンティークな感じ。
テツタビが大好きなプール！プールサイドのベッドも申し分ない感じです！寝転ぶとタイムスリップしたような不思議な空気に包まれます。
敷地内のレストランは、朝食会場にもなります。朝食は2種類ほどの決められたメニューから選びます。
Pousada De Coloane（竹灣酒店）のテラスでサングリアはいかが？
テツタビがオススメしたいのは、敷地内のレストランのテラス席で頂くサングリア！マカオ（澳門）の風をふんわりと感じながら広がる景色の中で頂くサングリアは格別です。
他にも、デザートメニューもあります。
スイカジュース
洋梨のコンポート
Pousada De Coloane（竹灣酒店）までの行き方
タイパ・フェリーターミナルからタクシーで30分くらいで到着。タクシーが坂の途中にある裏口に停められたので階段を降りていきました。探検みたいでワクワクしましたよ。実際は坂を下ってぐるりと回るとホテルの入り口があります。笑
Coloane（路環）の市街に出るにはバスの利用がオススメです！近くにChoec Van Park – 1（竹灣燒烤公園-1）バス停があります。
テツタビは、このバス停を利用して、Coloane（路環）で乗り換えて、マカオ（澳門）中心街までバスで行きました。
正直、Pousada De Coloane（竹灣酒店）は近代のデザインされたホテルに比べると、大変古いつくりのホテルで色々と改善点もあるかと思います。けれども、ここにしか無い空気があります。それは、旅の醍醐味なのかもしれないと教えてくれた場所でした。
マカオ（澳門）の最南端にノスタルジックな空間が広がる場所があります！一泊くらいはこういうゆったりした世界に身をおくのも良いと思いますよ！
Pousada De Coloane（竹灣酒店） 公式HP：https://www.hotelpcoloane.com.mo/
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