日本の香港観光ガイドブックで良く紹介される「川龍村」ってそんなに良い所なの?何故か香港人も天気の良い休日には「川龍村」までわざわざ飲茶を食べに行く!早朝便で香港入りしたら「川龍村」に行くべき!テツタビがしっかりご紹介します!
香港旅行で「川龍村」が注目されるわけ
日本の香港観光ガイドブックで必ず紹介される「川龍村」。日本から弾丸旅行で香港に旅行に行く方も多い中、香港島から離れた「川龍村」の何がそんなにオススメなのか気になるところですよね?
それは、ズバリ!ロケーション!所狭しとビルに囲まれた香港全土の中で香港には老舗飲茶屋がたくさんあれど、こんな自然に囲まれたロケーションにある飲茶屋は「川龍村の端記茶楼」以外にみたことがない!
香港人が休日の癒しとして訪れる「川龍村の端記茶楼」は、観光客にとっても午前中に行って帰って来れる嬉しい場所。早朝便で香港入りしてホテルに荷物を預けたら、そのまま川龍村の端記茶楼まで行くのもあり!
「端記茶楼」は香港の自然に囲まれた飲茶屋
バスを降りると広がる農村。。。こんな所に飲茶屋があるの?!と思いながら人の流れについて歩いて行くこと5分ほど、ありました!敷地丸ごと飲茶屋です!
敷地内には、建物が3棟ほどあって、なんともゆるい雰囲気。別世界のようです。広い空き地が丸ごと駐車場になっています。駐車場には高級車が連なって空き待ち状態。どうやら香港人はドライブがてら川龍村を目指して来ているようです。
端記茶楼の1階は飲茶コーナー
「端記茶楼」は、なんと全てセルフサービス!!!
メインの建物1階には、大量の小さい蒸篭がうず高く積み上げられ、向かいには巨大な蒸篭が!
ちらほら店員らしき方は見かけるものの、何の手ほどきも無い状態。最初は見慣れない光景にたじろいでしまいましたが、周りのお客さんの様子を伺っていると、蒸籠の蓋を丁寧に開けています。
なるほど!蓋を開けて、希望の飲茶を自分で持って行くというスタイルなのですね!と学習。
蓋を開けてみると、美味しそうな点心がキラキラ光っているではありませんか!「待っててね、直ぐに迎えにくるから」と心で呟きます。因みに、蒸籠の蓋は開けたら必ず閉めましょう。
階段前には焼き豚などの焼きもの&丼物コーナー
これぞ香港のおじさん!と言わんばかりのおじさんに、焼き豚やもつ系などの希望の品を伝えると、笑顔でその場で作ってくれます。
外にあるバケツに豆(腐)花
こんな所にバケツ?!張り紙によると豆花です。その横には、露店のように甘い点心が並んでいます。お客さんはニコニコしながらよそっていきます。
さてさて、まずは席を確保しましょう!
外を含めてかなりの数の席数があります。点心を持ってきちゃう前に、まずは、空いてる席を見つけて近くの店員さんに、座りたいと伝えましょう。因みに、テツタビがお気に入りなのは2階のテラス席。
こちらは、鳥籠持参のお客さん専用部屋。昔から香港人はご自慢の鳥と籠を持参して飲茶を食べにくるんです。それはそれは飼っている鳥を大切にしているので無断で近づくのは御法度!
お茶の用意もセルフサービス
座っていたら店員さんが、お茶を用意してくれる訳ではありません。セルフサービスなんです!(コーラやビールなどのみ、店員さんがオーダーを受けます)
中2階にあるお茶コーナー。大量のポットと湯のみ。自分で淹れて自席に運びます。
お好きな種類の茶葉をどうぞ。何とこちらのお茶は全て無料。何度でも利用OK!
さあ!好きな飲茶を持って来よう!
とにかく飲茶の種類が沢山ある!こうなったら、気になってるものを躊躇せずに持ってきて!オススメは「クレソンの蒸し餃子」(写真右上)!!!!川龍村の特産がクレソンなんです!見渡す限りにある畑は何とクレソン!
そして、笑顔が眩しいおじさんが作ってくれた焼き豚丼!
雑多な雰囲気なので、果たして美味しいのか?とちょっと心配でしたが、すべて物凄く美味しい!!!!!味にうるさい香港人がこんな遠くまでやってくるのが大きくうなづけます!
清算はテーブル会計
食べ終わったら、近くの店員さんに声をかけて、テーブル会計で清算。とにかく安い!蒸籠コーナーに値段は書いてあるのですが、空っぽの蒸籠を見て店員さんは値段がわかるの?と謎なのですが、言われた値段に違和感を感じたことはありませんでしたよ。
川龍村までの行き方
午後14時には閉まるので朝ごはん食べたら直ぐに出発!もしくは、朝ごはん抜きで!
MTR荃灣駅からバスに乗る
まずは、香港MTRで荃灣 Tsuen Wan Stationまで行きましょう。荃灣 Tsuen Wan Stationの出口を出てバス停まで向かいます。ここからが、迷いやすいかも。テツタビは回廊を歩いてバス停に向かいました。
川龍村行きのバス停は80番
同じバスが連なっているので、番号をしっかり確認して!
車体が冗談みたいに小さいので直ぐに満車になります!
乗車時に運賃を支払うので料金を用意しといてくださいね!バスは出発するとどんどん山道を進んでどんどん山の中へ。これで大丈夫か?と心配になるかもしれませんが川龍村は終点!ほとんどのお客さんが川龍村まで行くので安心して!
さて、川龍村に到着です!帰りは向かいのバス停です。
帰りには、焼き豚コーナーのおじさんが!最高の笑顔!農村地帯の川龍村で食べる飲茶は、香港に近づけた気持ちにさせてくれます。
端記茶楼 住所 : 荃灣荃錦公路川龍村57-58號 支払い : 現金 営業時間:6時-14時
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