台湾の観光本で必ず紹介される人和園雲南菜。テツタビも大好きな元祖台湾通の青木由香さんを筆頭に昔から人和園雲南菜は信頼できるお店として頻繁に紹介されてきました。
台湾で雲南料理???日本から近い台湾旅行は日程も短めなことが多く、バタバタと台北B級グルメを求めちゃいますよね。でもたまには台湾常連客が太鼓判の人和園雲南菜で、体に優しい食事を落ち着いて食べてみませんか?
50年以上続く老舗雲南料理レストラン人和園雲南菜
雲南料理は四川料理に属するのですが、唐辛子などを使った激辛料理では無く、あっさりした塩の味の料理が殆どです。特に人和園雲南菜は、鶏ガラスープや使用する油の量や質にもこだわり、台湾に合わせた丁度いい味つけにアレンジし、全体的にさっぱりした味わい!
やっぱり!人気は鶏油豌豆(チーユエンドウ)
人和園雲南菜といば「鶏油豌豆(チーユエンドウ)」!きっと、台湾の観光本を見た人は必ず「鶏油豌豆(チーユエンドウ)」が気になっているはず!
えんどうの「さや」と「まめ」を手作業で丁寧に分け、「まめ」の部分のみを鶏ガラスープに入れた、ものすごーく手間のかかっているスープ。「鶏油豌豆(チーユエンドウ)」は作り置きせずに、当日の使用分のみのえんどうを用意する徹底ぶり!新鮮な甘みとプチプチ感がたまらない!鶏ガラスープにはあっさりしているのに満足感がしっかりあり!
ビールに合う!干扁香菇 (ガンペン シングー)
雲南省の特産品エリンギを長時間炒めた上に、塩味がしっかりついてる!サクサクしてるけど中はしっとり。油で揚げているみたいです!唐辛子がピリっとアクセントになって止まらない美味さ!
夏を見逃すな!緑竹筍(リュウジスエン)!
人和園雲南菜の店員おすすめの緑竹筍!台湾の緑竹の筍です!台湾人は、この緑竹筍が大好きなようで、旬の季節になると必ず各レストランに登場します!日本の新筍と同じようにシャキシャキした歯ごたえと甘みが美味しい。台湾の甘めのマヨネーズでいただきます。
みんな大好き!海老マヨ!
人和園雲南菜の海老マヨは、大ぶりの海老を薄い衣をつけて揚げ、最後に甘いマヨネーズがかかっているサラダのような感じ。皿にひかれたパイナップルと合わせていただくとヘルシーな味わい!揚げてあるのに、さっぱりといただけます。
〆はやっぱり雲南料理の定番!過橋麺(グォーチャオミェン)!
過橋麺は、鶏がらスープ・麺・生の豚肉・緑菜&ゆば、がそれぞれ別皿で運ばれて来ます。熱々の鶏がらスープに生の豚肉をしゃぶしゃぶするだけで火が通り、そこに麺をほぐし入れ、薬味を入れたら完成!
見た目に大した驚きはないのですが、一口食べると!!!驚きの美味さ!すごーく美味しい!豚肉の味付けは特にせず、透明な鶏がらスープは塩味でコクがしっかりあるだけ!なぜ?こんなに美味しいの?!これは万人うけするはず!
細やかで優しい心遣いが嬉しい接客
周りを見渡すと多くが駐在らしき日本人の方々。皆さんが、ホッとした雰囲気で食事をしているのが伝わってきます。それもそのはず、オーナーの心遣いが決め細い。
テツタビ一行は台風が上陸した時に来店したのですが、その時は、中国茶と蓮の実のココナッツミルクをサービスで頂きました。日本人慣れしたベテランスタッフが分かりやすく接客してくれるのも台湾っぽい感じで嬉しい!
ただいまー!と言いたくなる人和園雲南菜。常連さんは、何を食べても美味しいと評判。疲れている時ほど、おすすめな温かいレストランです。
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