箱根方面に行くのであれば、ぜったい寄りたいのが小田原ですね。なぜなら海の幸を堪能できるグルメなお店が多いから!
中でもテツタビが通い続けて30年以上の老舗「だるま料理店」は、万人にオススメできる小田原のテーマパークといっても言い過ぎではない名店です。
「だるま料理店」でオススメしたいのは、天丼。香り高いごま油で揚げたプリップリのエビとイカは、口いっぱいに頬張りながら食べるのが最高です。
明治二十六年創業の老舗「だるま料理店」
だるま料理店は、なんと明治26年の創業。関東大震災で倒壊した建物を、億単位かけて大正12年に再建したのが現在の唐破風(からはふ)入り母屋造りの建物です。
この建物は国指定の登録有形文化財。どっしりとした趣きがあります。まさにだるまな感じ。建物の中も素敵で、天井の作りなども見れば見るほど良くできているなあ(惚れ惚れ)と思います。
二階には座敷もあります。200人まで対応できるみたいですね。ここで忘年会とか親戚の集まりなんかできたら最高ですね。
だるま料理店に来て天井を見上げてホッと一息。大正ロマンな感じの店内に「ああ今日も小田原に来たなあ」という時空を超えたシミジミ時間を味わうのがとっても好きです。
定番のメニュー「天丼とおさしみのAセット」2,200円(税別)
だるま料理店といえば、具沢山の「だるま巻き」も有名ですが、それを差し置いてなんだかんだで注文しちゃうのが、「天丼とおさしみのAセット」達磨(だるま)Aです。
天丼、刺身、お吸い物と香の物のセットは、安定&安心の塊のようです。以前は達磨と書いて「たつま」と読ませていた気がしますが、いつの間にか普通に「だるま」とふりがなが振られていました。なぜ?
この天丼は、ごま油100%で挙げられているので、サクサクというよりもシットリ系。私はこのシットリ系の天麩羅に目が無いのです。
最近はごま油で天ぷらを揚げるお店も少なくなってきた気がしますが、だるま料理店では「見えないところに金をかけろ」という創業者の教えを守り、ごま油100%で天ぷらを揚げ続けています。
天ぷらの具は「えび」「いか」「キス」「ナス」「獅子唐」です。ど・定番な具ですが、天丼はこれで良いんです!
あと、何気にお刺身が美味しい。寝かせ具合が良いのかなーと思うのですが、ねっとりしているんですよね。この日はマグロと鯛。わさびの下に大根おろしがあるのも良いです。
このわさび on the 大根おろしは、だるま料理店以外ではあまり見たことないですね。
お吸い物も程よい塩加減で、おそらく花鯛かな?ふっくらもっちりした食感が素敵でした。
いつも誘惑に負けて達磨Aにしてしまいますが、次は鮪三昧丼を食べてみたいですね。お刺身のクオリティが高いだるま料理店ですから、さぞかし美味いだろうとふんでます。
やっぱり小田原の海の幸は最高だなあ。
だるま料理店への行き方
だるま料理店は、国道255号線沿い、小田原市民会館のすぐそばにあります。裏手に無料駐車場も完備されていますので、平日であれば車の駐車に困ることはないはず。
公共交通機関を使って小田原駅から行く場合は、駅前の大通りを道なりに南下すると徒歩10分弱で着きます。
あ、そうそう、余談ですが、レジには揚げ玉が売っています。パッケージも素敵な感じなので、ちょっとしたお土産にも良いかもしれません。
だるま料理店
だるまりょうりてん
住所:神奈川県小田原市本町2丁目1−30
営業時間:11時00分~21時00分
定休日:なし
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